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共用試験の概要
 
1 共用試験の概要

従来の我が国の医師・歯科医師の養成の問題点
  • 記憶・知識主体の学習、見学型の臨床実習、総合的診療能力の不足
  • 科目担当教員まかせの教育内容と学生評価
  • 医療倫理・安全管理・態度・臨床技能教育の欠如
  • 国家試験合格 → 専門医育成が優先
  • 大学における教育プログラムと内容についての基準が設定されておらず、その評価も行われてこなかった状況
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医学・歯学教育改革の方向
 ○ 医学・歯学教育における態度・倫理・安全管理・総合的臨床能力の育成を充実
 ○ 基本となる必要不可欠な医学教育内容の設定
・ モデル・コア・カリキュラムとして提示
・ 臨床実習開始前に到達すべきレベルの設定
・ 臨床実習の改善(見学型から診療参加型へ)
・ カリキュラム改革、教員の意識改革
 ○ 選択カリキュラム設定で各大学の特色
  学習到達度の全国的な標準評価法の検討
・ 臨床実習開始前の共通の標準評価試験としての共用試験の導入
・ 知識の総合的理解力をコンピュータを用いた客観試験(Computer Based Testing CBT)で評価し、診療に参加する学生に必要な基本的診療技能・態度については、客観的臨床能力試験(Objective Structured Clinical Examination OSCE)で評価
 ○ 国際的にも遜色のない医学教育内容
  臨床実習開始前の共用試験により診療参加型実習の充実を図り、社会の求める優れた医師・歯科医師の養成を行う。



共用試験の位置付けについて
社会・国民の要請に応えた優れた医師・歯科医師の養成に向けて、大学自らが臨床実習開始前の適切な評価システムを構築し、これを各大学が共通で利用することが要請されていました。この要請に応えるために各大学が協力して共用試験システムを構築しています。
大学に在籍中の学生の評価ですので、各大学が責任をもって共用試験を実施し、成績を評価します。全国成績が公開されますので、学生も全国成績を参照して学習の到達程度を知ることができます。また、各大学も全国的な解析データを参考に学部教育の改善に努めることができます。
共用試験は国家試験ではありませんが、国(文部科学省、厚生労働省)も共用試験の導入による大学における医師・歯科医師養成の改善を期待しています。

モデル・コア・カリキュラムと共用試験の関係について
 科学技術の進歩により医学・歯学教育の内容が膨大となったため、必要最小限の必須の教育内容を精選する作業が全国の医科大学・歯科大学関係者によって行われ、文部科学省「医学歯学教育の改善充実に関する調査研究協力者会議」から「学部教育の再構築のために」として平成13年3月に、
  ・医学教育モデル・コア・カリキュラム:教育内容ガイドライン*    
  ・歯学教育モデル・コア・カリキュラム:教育内容ガイドライン*    
  ・準備教育モデル・コア・カリキュラム:教育内容ガイドライン   
が公表され、これらに準拠した各大学の教育改革が始まりました。医学教育モデル・コア・カリキュラムおよび歯学教育モデル・コア・カリキュラムには臨床実習開始前までに取得すべき到達目標のレベルが表示されています。共用試験はこの臨床実習開始前までの到達レベルに準拠して行われます。
 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/010/index.htm
 
医学教育および歯学教育のモデル・コア・カリキュラム:教育内容ガイドラインに提示された到達目標の中で、学生が臨床実習に参加するために必要な技能と態度については、共用試験OSCEの「診療参加型実習に参加する学生に必要とされる技能と態度に関する学習・評価項目(医学系)、「課題と学習目標」(歯学系)としてまとめられています(参照1参照2参照3参照4)。

共用試験CBTとOSCE内容の概要について
CBTでは、合計320設問がランダムに出題されます。内容は、臨床実習までに身につけておく必要のある基礎と臨床の基本的問題です。ふだんの学習をしっかりやっておけば易しい問題です。詳細は下記を参照して下さい 。
 ・CBTの概要−形式と内容成績返却フォーマット例
 ・医学系CBT−トライアルのまとめ2006年度全国成績(概要)CBT公開問題
 ・歯学系CBT−トライアルのまとめ2006年度全国成績(概要)CBT公開問題
OSCEは「診療参加型臨床実習に参加する学生に必要とされる学習・評価項目」(医学系)、「課題と学習目標」(歯学系)に準拠して行われます。「学習・評価項目」あるいは「課題と学習目標」の中で、各大学が共通で準備できる必要最小限のステーション (実技試験の場面、医学系6、歯学系6)について実施されます。詳細はOSCEの概要を参照して下さい。

 

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