臨床実習開始前の「共用試験」第9版（平成23年）

19/154

17-17-2-2)医学系CBT「個人別成績表」の返却フォーマット各大学のCBT実施キット等が機構に全て返却された後,10日以内に各大学宛発送します。2-2)医学系CBTC-03取扱注意2012年度共用試験医学系CBT個人別成績表試験ID:M12-0001(採点日:2012/01/31 出力日:2012/01/31)実施日:2012/01/27試験会場:共用大学医学部受験番号:M9999○○室学校名:共用大学医学部本試総受験者数:100 (受験予定数:100 欠席者数:0)試験種別:本試氏名:共用 太郎学籍番号:00000001備考:正答率:79.43あなたの順位は100人中30位です。能力値(θ):61.96段階評価:5(あなたの成績は難易度を調整した基準集団の以下の分布範囲に位置する)1 基準集団のおよそ2.5%未満2 基準集団のおよそ2.5~15%の範囲内3 基準集団のおよそ16~49%の範囲内4 基準集団のおよそ50~84%の範囲内5 基準集団のおよそ85~97.5%の範囲内6 基準集団のおよそ97.5%超【コアカリ別・問題形式別集計】コアカリ・形式正答率大学平均大学最低値大学中央値大学最高値大学SDA87.5083.6650.0087.50100.0013.07B82.5070.2232.5072.5095.0011.58C77.7774.7247.2276.3895.8310.34D85.0077.5045.0077.50100.009.92E75.0072.9537.5075.00100.0012.09F75.0072.2737.5075.00100.0013.47単純5肢択一80.2074.3851.5675.0094.278.70多選択肢89.2879.2053.5778.57100.0011.20順次解答64.2865.7339.2867.8596.4212.20合計79.4373.9452.4174.5993.148.69【貴大学の本試正答率分布】 【コアカリ別・問題形式別得点】05101520020406080100人数正答率※白い部分はあなたの成績を示しています。-2-1.5-1-0.500.511.52ABCDEF多選択肢順次解答この数値は((あなたの成績-大学平均)/大学のSD)で示したあなたの成績大学平均Copyright© 2011- 社団法人医療系大学間共用試験実施評価機構,ALL Rights ReservedC-03取扱注意各数値の説明1.項目反応理論について試験問題の難しさに左右されない能力値(そのテストで測定したい知識力)を推定することが可能とされているテスト理論です。欧米では有用性が確認され、大規模な試験に使用されています。共用試験のような各学生に対して試験問題をランダムに出題している試験の評価方法としては適切なものと考えられます。2.能力値(θ)と6段階評価について1)項目反応理論を用いて各試験問題項目の特性(難しい問題であるかどうかなど)を 事前に推定します。基準集団を設定し、その基準集団の分布を用いて、能力評価 を行います。今回の基準集団は2006年度正式実施の全国結果より推定した分布 です。2)能力値θは、この事前に評価されている問題に対して、皆さんがどの難しさの問題 には正答して、どの難しさの問題には誤答するかにより、最も可能性の高いものと して推定されたものです。3)能力値が50点である場合、基準集団(2006年度正式実施の全国結果より推定され た集団)の平均値と考えます。平均値(50点)±10点以内に68%の学生が入ると想 定しています。6段階評価はθにより分類されたもので、6が最も良好な能力レベル としてあります。4)正答率との違い:正答率は個々の試験項目の特性が全て同じであるとして能力推定 しています。能力値(θ)は個々の項目の特性が異なるものとして推定しています。 両者の相関係数は0.97と非常に関連が強いですが、上記の理由により、多少異なる 結果となる可能性があります。3.大学SDについて皆さんの大学の標準偏差(SD)を計算してあります。一般に山型の分布をしている場合、平均値±標準偏差の中にその集団の68%の学生が含まれます。4.コアカリ別・問題形式別得点各コアカリ・問題形式別に大学の平均値と標準偏差が計算されています。これを用いて、あなたのコアカリ別・問題形式別正答率から平均値をとり、標準偏差で割ることにより、どのコアカリにおいてもその分布の中の位置が分かります。この値が+であれば平均より大であり、1を超えていると集団内で上位16%グループの位置にある事を示します。Copyright© 2011- 社団法人医療系大学間共用試験実施評価機構,ALL Rights Reserved