臨床実習開始前の「共用試験」第9版(平成23年)
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67「学習・評価項目」の主な変更点とその理由 各章の共通事項(1)なし。 Ⅰ.医療面接および身体診察、手技に関する共通の学習・評価項目(1)変更なし。 Ⅱ.医療面接(1)変更なし。 Ⅲ.全身状態の把握(1)変更なし。 Ⅳ.バイタルサインの測定(1)変更なし。 Ⅴ.頭頸部診察(1)変更なし。 Ⅵ.胸部診察(1)変更なし。 Ⅶ.腹部診察(1)「(3)全般的事項、□ベッドに仰向けになってもらい、腹部を十分に露出させる。」 に以下の二項目を追加した。 ➢一般的には、患者さんの右側に立って右手で診察することが推奨されている。 ➢以下、特に記載のない場合の診察体位は仰臥位とする。 理由:実施大学からも指摘が多く、教科書等に「肝臓、脾臓、腎臓は右側から診 察するのが有利」との記載があるから。 (2)「(4)基本的診察法、1)視診、□腹部の輪郭・・・判断する。」に以下の項目を追 加した。 ➢上方および側方からくまなく観察する。 理由:観察法を正確に明記するため。 (3)以下の語句の削除または変更を行った。 「(4)基本的診察法、4)*叩打診、□肝臓の叩打診」および「同、□脾臓の叩打診」 から「仰臥位で」を削除した。 理由:「(3)全般的注意事項」に仰臥位で手技を行うことを追加したから。 「(4)基本的診察法、5)触診、□浅い触診」の「表在臓器」を「表層の臓器」に変3-2)医学系OSCE

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