臨床実習開始前の「共用試験」第10版(平成24年)
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19-19-Ⅱ-2医学系CBT(3)これまでの経緯0.00.51.01.52.02.5第1回第2回第3回最終第1回第2回第3回第4回第5回第6回第7回標準偏差(%)平均難易度の標準偏差(%)の推移トライアル正式実施①020406080100第1回第2回第3回最終第1回第2回第3回第4回第5回第6回第7回素点(%)素点の平均(%)の推移トライアル正式実施②020406080100第1回第2回第3回最終第1回第2回第3回第4回第5回第6回第7回IRT標準スコアIRT標準スコアの平均の推移トライアル正式実施③①問題セット間平均難易度の標準偏差トライアル期間中は,第1回の2.13点から最終までの間に0.90点に低下しています。正式実施開始後は,0.5~0.8点に維持されています。②素点の平均値(100点換算値)トライアル期間中は,第1回から最終までの間に55.9点から59.4点に漸増するに過ぎなかったが,正式実施に入り,第1回(2006年度)では71.7点,第2回(2007年度)では76.3点に上昇し,第3回(2008年度)では77.8点,第4回~第7回(2009年度~2012年度)では77.3~78.3点になっています。③IRT標準スコアトライアル期間中の結果は示していません。第1回(2006年度)では50,第2回では53.3,第3回では56.9,第4回には58に上昇し,以後第7回まで58~59の安定した数値を示しています。④プール問題数最終トライアル後,正式実施開始までに予定した最少設問数の8,000題を超えた設問が採点対象となるプール問題として蓄積されました。正式実施開始後は,新たなプール問題を確保するとともに,これまでのプール問題の総見直し作業が毎年継続的に行われています。類似問題等の重複調整,個々の問題の特性(正答率変化,識別指数の変化,項目特性値の変化,設問文表現・図表の適切さ等)を検討し,必要に応じて修正,削除,入替えしています。

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