臨床実習開始前の「共用試験」第10版(平成24年)
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67Ⅲ-2 医学系OSCE 毒薬)による手指消毒」 に変更した。 理由:表現をわかりやすくするため。(3)「【外科手技】(2)医療安全 □袖が邪魔にならないように配慮する・・・」に 以下を追加した。 「□使用する器具を確認する。縫合針の数の事前・事後確認は特に重要である。」 「□縫合針を紛失しないよう安全な場所(滅菌シャーレ等)に置く(針の飛散を 防止するためシャーレ内にゼリーを入れるなどの工夫もある)。」 「□シャーレ内の針を把持するときは必ず持針器を用いる(針を手指で直接つま むと針刺し事故を起こす危険性がある)。」 「□針を安全な場所に置き、数が合っていることを確認する。」 「□針を廃棄するときは、持針器で把持してシャープス・コンテナに廃棄する。」 理由:医療安全で重要な項目を追加するため。(4)「【外科手技】(5)縫合 3)皮膚消毒」の 「□創周囲の皮膚を中心から外側に向かい同心円状に、必要十分な範囲で2回以 上消毒する。」 「□消毒剤の乾燥後に穴開きシーツ(ドレープ)で創周囲を覆い、清潔術野を作 る。」 を 「□創周囲の皮膚を中心から外側に向かい同心円状に、滅菌シーツの開窓部のサ イズより広い範囲を2回以上消毒する。」 「□消毒薬の乾燥後に滅菌シーツで創部を覆い、清潔術野を作る。」 「□術野の清潔状態を保つ。」 に変更・追加した。 理由:表現を適切にし、必要な項目を追加するため。(5)「【外科手技】(5)縫合 6) 縫合(臨床実習では指導医の指導のもとで行う)」 に以下を追加した。 「□使用する器具を確認する。縫合針の数の事前・事後確認は特に重要である。」 「□縫合針を紛失しないよう安全な場所(滅菌シャーレ等)に置く(針の飛散を 防止するためシャーレ内にゼリーを入れるなどの工夫もある)。」 「□シャーレ内の針を把持するときは必ず持針器を用いる(針を手指で直接つま むと針刺し事故を起こす危険性がある)。」 理由:医療安全で重要な項目を追加するため。(6)「【外科手技】(5)縫合 6) 縫合(臨床実習では指導医の指導のもとで行う)」 の 「□針を安全な場所に置く(廃棄するときは、シャープス・コンテナなどの容器 へ)。」 を 「□針を安全な場所に置き、数が合っていることを確認する。」 「□針を廃棄するときは、持針器で把持してシャープス・コンテナに廃棄する。」 - 67 -

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