臨床実習開始前の「共用試験」第11版(平成25年)
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19-19-Ⅱ-2医学系CBT(3)これまでの経緯①問題セット間平均難易度の標準偏差トライアル期間中は,2.13点~0.90点程度でしたが,正式実施開始後は,さらに低下し,最近の難易度差は0.49点程度の小さい値となっています。②素点の平均値(100点換算値)トライアル期間中は,55.9点~59.4点でしたが,正式実施に入り,第1回(2006年度)では71.7点,第2回(2007年度)では76.3点に上昇し,第3回(2008年度)では77.8点となり,以後第4回移行は77.3点~77.7点と安定した数値を示しています。③IRT標準スコア第1回(2006年度)では50,以降は次第に上昇し,第4回以降は58.9~59.2の範囲で安定した数値を示しています。④プール問題最終トライアル後,正式実施開始に必要な最少設問数を超えた9,000設問が採点対象となるプール問題として蓄積されました。正式実施開始後は,新たなプール問題を確保するとともに,これまでのプール問題の総見直し作業が毎年継続的に行われています。類似問題等の重複調整,個々の問題の特性(正答率変化,識別指数の変化,項目特性値の変化,設問文表現・図表の適切さ等)を検討し,必要に応じて修正,削除,入替えを行っています。現在は,約23,000設問がプールされています。020406080100第1回第2回第3回第4回第5回第6回第7回第8回得点(100点換算)素点の平均(100点換算)の推移正式実施②020406080100第1回第2回第3回第4回第5回第6回第7回第8回IRT標準スコアIRT標準スコアの平均の推移正式実施③0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 第1回第2回第3回第4回第5回第6回第7回第8回標準偏差平均難易度の標準偏差の推移正式実施①Ⅱ−2 医学系CBT

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