臨床実習開始前の「共用試験」第11版(平成25年)
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21-21-Ⅱ-2医学系CBT②前期分は,2012年12月~2013年3月までに実施されました。前期期間中の月別平均点の差は0.4点と小さくなっています。後期分(5大学)は,2013年6月~9月までに実施され,平均点は前期分と同様の値を示しています。2013年度の月別実施大学数,受験者数と月別平均得点等③素点の累積度数分布及び全国的な成績評価の指標正式実施開始後,素点の平均値が次第に上昇するとともに,素点80点以上の学生の割合も次第に増加し,40%を超えています。素点60点未満の学生の割合は約3%です。また,成績下位の指標となる素点の平均値-2(1.5)SD(標準偏差)は2012年度とほぼ同じです。素点の分布状況における受験者の占める得点と割合IRT標準スコアの分布状況④モデル・コア・カリキュラム大項目別・問題形式別成績試験ブロック1~4に出題された単純5肢択一問題の正答率は77.9%,多選択肢2連問では85.0%,順次解答4連問では69.2%でした。コア・カリキュラム大項目ごとの正答率では,Aの基本事項で最も高くなっています。モデル・コア・カリキュラム大項目別・問題形式別得点IRT標準スコアをさらに1~6段階に分けて評価しています(IRT標準スコア6段階評価)。成績の低い方の段階である段階1から良好な成績である段階6までの割合(%)を示しています。各段階は平均値が50標準偏差が10の正規分布(2006年基準集団)にあてはめた割合を示しています。各段階のレベルは段階1=30未満,段階2=30以上40未満,段階3=40以上50未満,段階4=50以上60未満,段階5=60以上70未満,段階6=70以上です。ABCDEF5肢択一多選択肢2連問順次解答4連問2013年平均正答率86.274.678.679.775.776.477.985.069.22013年標準偏差12.411.89.910.413.512.38.811.012.82012年平均正答率86.475.479.279.476.979.178.684.270.22013年度素点の累積相対度数分布相対度数(%)得点(100点換算)実施大学数受験者数平均点標準偏差2012年度平均点2012年12月997477.58.577.32013年1月384,08377.68.978.12013年2月293,05077.98.978.62013年6~9月552777.78.977.62013年度2012年度平均-2SD 60.4点61.2点平均-1.5SD 64.4点65.2点60点未満3.4%3.0%80点以上43.1%45.2%2013年度2012年度平均-2SD3837平均-1.5SD4342段階10.2%0.4%段階23.2%3.5%段階317.5%17.4%段階434.1%34.5%段階528.5%26.9%段階616.4%17.3%Ⅱ−2 医学系CBT

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