臨床実習開始前の「共用試験」第11版(平成25年)
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66 Ⅵ.胸部診察(1)「(4) 1)視診」の記載を一部変更した。(理由)共通の学習・評価項目との整合性のため。 Ⅶ.腹部診察(1)「(3)全般的注意事項」の記載を一部変更した。(理由)共通の学習・評価項目との整合性のため Ⅷ.神経診察(1)序文に以下の注をつけ加えた。(注1)ここで学習する診察項目は、*の項目も含め神経学的診察を行う上で必須の手技を選択し、解説している。そして臨床実習開始前までに習得すべき項目とした手技については、他の身体診察ステーションとの学習量のバランス、模擬患者への侵襲的手技の回避、臨床実習開始前OSCEが正常者への診察を原則としていることへの整合性確保の観点から選択したものである。従って、卒業時までにすべての神経診察手技を必ず習得しなければならない。なお、これまでの(注1)は、(注2)とした。(2)この結果、もともとの*は18であったものが、*総数は40となった。(3)変更箇所は以下のごとくである。*がついていないものは、語句を中心に内容を明確化するために記載を一部変更した項目である。「(4) 2) 眼球運動・眼振」「(4) 4) 瞼裂・瞳孔/対光反射」「(4)5)眼底」66「(4) 5) 眼底」「(4) 6) 顔面の感覚」(記載を一部変更したとともに、痛覚に*を付した。)「(4) 10) *聴力」「(4) 11) 軟口蓋・咽頭後壁の動き」「(4) 13) *胸鎖乳突筋」「(5) 1) 上半身の不随意運動」「(6) 1) 利き手の確認と徒手筋力検査の判定法」「(6) 2) *握力」「(6) 5) *上腕三頭筋」「(6) 7) *手根屈筋群(手関節の掌屈)」「(8) 2) *Barré 徴候(下肢)」 「(9) 2) *大腿四頭筋」「(10) 1) 四肢の触覚と痛覚」(痛覚について*を付与)「(10) 2) *下肢の振動覚」「(11) 5) *橈骨反射(腕橈骨筋反射)」「(11) 8) *Hoffman反射」「(13) 4) *常識」「(14) 意識レベルの診察」のうち、以下の項目について*を付与した。□ *見当識障害がある時、名前や生年月日を尋ねる(JCSによる判定の場合)。66Ⅲ−2 医学系OSCE

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