臨床実習開始前の「共用試験」第11版(平成25年)
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68循環状態を再確認する必要があることを身につけるために追加した。(3)前版で「(5) 9)安全で快適な環境を確保する」であったものを「(5) 11)体温維持に留意する」と変更し、内容も変更した。(理由)従来の記載ではわかりにくいために、ABCDEアプローチに沿った記載にしたため。(4)「(6) 5)意識消失への対応」において記載を一部変更した。(理由)2010ガイドラインにおいて気道異物を疑う患者が意識を消失した場合、熟練した医療従事者は呼吸と脈拍の確認を行わないで、人工呼吸からCPRを開始するという記載に合わせたため。(5)その他、以下の項目において語句を中心に内容を明確化するために記載を一部変更した。「冒頭の(注)」「(1) 医療安全」「(2) 4) 気道を確保し、呼吸と脈拍を確認する」「(3) 小児への心肺蘇生法」「(4) *乳児への心肺蘇生法」「(5) 4) 気道を確保し、呼吸と脈拍を確認する。」「(5) 5) 末梢循環を観察する」「(5) 6) 意識レベルを評価し、神経学的所見を観察する」「(5) 7) 気道を維持する」「(6) 1) 窒息の認知」6868Ⅲ−2 医学系OSCE

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