臨床実習開始前の「共用試験」第12版(平成26年)
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-21-Ⅱ-2医学系CBT②前期は,2013年12月~2014年3月までに実施されました。前期期間中の月別平均点の差は0.2点と小さくなっています。後期(8大学)は,2014年6月~9月までに実施され,平均点は前期とほぼ同様の値を示しています。2014年度の月別実施大学数,受験者数と月別平均得点等③テスト得点の累積相対度数分布及び全国的な成績評価の指標正式実施開始後,テスト得点の平均値が次第に上昇するとともに,80点以上の学生の割合も次第に増加し,40%を超えています。60点未満の学生の割合は,約4%です。また,成績下位の指標となる平均点-2(-1.5)SD(標準偏差)は,2013年度とほぼ同じです。(注:2SDは1.96×SD(標準偏差)を示しています。)テスト得点の分布状況における受験者の占める得点と割合IRT標準スコアの分布状況④モデル・コア・カリキュラム大項目別・問題形式別成績試験ブロック1~4に出題された単純5肢択一問題の正答率は77.3%,多選択肢2連問では84.2%,順次解答4連問では69.4%でした。コア・カリキュラム大項目ごとの正答率では,Aの基本事項で最も高くなっています。モデル・コア・カリキュラム大項目別・問題形式別得点IRT標準スコアをさらに6段階に分けて評価しています。段階1から良好な成績である段階6までの割合(%)を示しています。各段階は正規分布した基準集団(2006年度:平均値50,標準偏差10)の分布から標準偏差を用いて区分したものです。各段階のレベルは段階1=30未満,段階2=30以上40未満,段階3=40以上50未満,段階4=50以上60未満,段階5=60以上70未満,段階6=70以上です。実施大学数受験者数平均点標準偏差2013年度平均点2013年12月151,65177.28.877.52014年1月394,37277.19.177.62014年2月212,28377.38.977.92014年6~9月889277.49.577.72014年度2013年度平均-2SD 59.5点 60.4点平均-1.5SD 63.7点 64.4点60点未満4.1%3.4%80点以上40.9%43.1%2014年度2013年度平均-2SD3838平均-1.5SD4343段階10.4%0.2%段階23.1%3.2%段階316.8%17.5%段階434.4%34.1%段階528.6%28.5%段階616.7%16.4%2014年度テスト得点の累積相対度数分布相対度数(%)得点(100点換算)ABCDEF5肢択一多選択肢2連問順次解答4連問2014年正答率85.273.878.279.075.176.577.384.269.42014年標準偏差13.011.910.110.713.412.69.011.412.92013年正答率86.274.678.679.775.776.477.985.069.2

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