臨床実習開始前の「共用試験」第12版(平成26年)
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-22-Ⅱ-2医学系CBT(注)D-2-(6)の問題はA-3に移行した。⑥再試験について再試験受験者数は,第1回240人から第9回701人と増加傾向を示しています。再試験受験者率は7.6%,再試験実施大学率は91.6%でした。なお,第9回においても,機構(東京)を会場として再試験が試験的に実施され,8大学,31人の学生が受験しました。第9回(2014年度)再試験受験者701人の本試験と再試験の素点の成績は,以下のとおりです。平均点標準偏差最高点最低点中央値2013年度平均点本試験59.56.071.033.960.160.1再試験68.97.186.343.169.468.3差(再-本)9.35.828.2-10.59.38.2⑤モデル・コア・カリキュラム項目別正答率コア・カリキュラム(平成19年度改訂版)に準拠した項目ごとの正答率を左図に示します。正答率が相対的に高いコア・カリキュラム領域はA-1~4:基本事項正答率が相対的に低い(70%未満)コア・カリキュラム領域はB-1-(5):医学一般-個体の構成と機能-生体物質の代謝(一般目標:生体物質の代謝の動態を理解する。)B-3-(3):医学一般-病因と病態-代謝障害(一般目標:糖質,タンパク質,脂質などの代謝異常によって生じる多様な疾患について理解する。)

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