臨床実習開始前の「共用試験」第13版(平成27年)
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-40-Ⅱ-3歯学系CBT②月別に受験者数とテスト得点の平均点を下記の表に示します。受験時期が遅くなるに従って平均点が上昇する傾向にあります。2015年度の月別実施大学数,受験者数と月別平均得点等③テスト得点の累積相対度数分布及び全国的な成績評価の指標正式実施開始後,テスト得点の平均点が次第に減少するとともに,80点以上の学生の割合も次第に減少し,2008年度以降は30%を下回っています。2009年度以降の60点未満の学生の割合は9~12%です。また,成績下位の指標となる平均点-2SD(標準偏差)は,2014年度より下降し,平均点-1.5SDは,2014年度と同様です。(注:2SDは1.96×SD(標準偏差)を示しています。)テスト得点の分布状況における受験者の占める得点と割合IRT標準スコアの分布状況④モデル・コア・カリキュラム大/中項目別・問題形式別成績試験ブロック1~4に出題された単純5肢択一問題の正答率は73.4%,多選択肢2連問は72.7%,順次解答2/4連問では73.7%であり,何れの問題形式でもほぼ同じ正答率でした。コア・カリキュラム大/中項目(平成22年度改訂版)別に大きな正答率の差は認められません。IRT標準スコア6段階評価の詳細については、p22に記載しています。実施大学数受験者数平均点標準偏差2014年度平均点2015年1月657970.210.870.62015年2月111,02373.19.172.62015年6月323172.511.572.72015年7月736878.47.976.82015年8月210278.07.277.22015年度2014年度平均-2SD 53.8点 54.0点平均-1.5SD 58.4点 58.4点60点未満9.5%9.5%80点以上27.1%25.5%2015年度平均-2SD30平均-1.5SD35段階13.7%段階210.1%段階328.4%段階436.0%段階518.4%段階63.4%2015年2015年2014年正答率標準偏差正答率コア・カリキュラム項目別成績A73.416.474.6B74.813.774.5C72.912.872.6C-172.719.572.9C-272.415.872.5C-373.219.672.3C-473.519.471.8C-573.417.673.2D72.218.472.4E73.410.772.6E-173.312.772.7E-273.413.372.7E-373.512.172.3E-473.514.572.7問題形式別成績単純5肢択一73.410.372.8多選択肢2連問72.714.472.4順次解答2/4連問73.710.673.0順次解答2連問73.314.272.7順次解答4連問73.811.173.2テスト得点(素点:100点換算)の累積相対度数分布相対度数(%)得点(100点換算)

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