臨床実習開始前の「共用試験」第13版(平成27年)
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「学習・評価項目」の主な変更点とその理由第3.0版をもとにした基本的臨床手技の教育・学習用および講習会用DVD作成時に改訂が加わったため第3.02版とした。 ※第3.0版としたときの主な変更点とその理由 各章の共通事項平成22年度版モデル・コア・カリキュラムに準拠した「学習評価項目」とすると同時に、可能な限り各章における文言、表記を統一するようにした。 Ⅰ.医療面接および身体診察、手技に関する共通の学習・評価項目内容に大きな変更はないが、明確化するために章立てを変更した。また、受験生の学習のしやすさを配慮して、必要に応じてⅠ~Ⅹ章で述べられている事項を例示した。 Ⅱ.医療面接(4)患者さんに聞く(話を聴く):医学的情報 および(5)患者さんに聞く(話を聴く):心理・社会的情報 に掲載されていた各項目の分類について、適切性・明確性の面から再検討し、再分類し記載した。 Ⅲ.全身状態とバイタルサイン平成22年度版モデル・コア・カリキュラムに準拠するために、従来 Ⅲ.全身状態の把握 と Ⅳ.バイタルサインの測定(四肢動脈の診察などを含む)としていた章を統合再構成し可能な限り文言、表記を全体と統一した。「パルスオキシメーターを装着し測定する。」を*を付記して追加した。「ツルゴール(皮膚の緊張性)の低下を評価する」を*を付記して追加した。 Ⅳ.頭頸部文言、表記を全体として可能な限り統一したが、内容に大きな変更はない。 Ⅴ.胸部内容に大きな変更はないが、受験生の学習のしやすさ、診察の順番を考慮し、記載する項目の順番を大幅に変更した。四肢と脊柱の章が追加されたことから、「その他背部の診察 叩打痛」を削除した。呼吸音を*を付して追加した。また、可能な限り文言、表記は全体と統一した。67

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