臨床実習開始前の「共用試験」第13版(平成27年)
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 Ⅵ.腹部内容に大きな変更はないが、表記を全体として可能な限り統一するために、(4)基本的診察法」を廃し、章立てを再構成した。また文言、表記も全体として可能な限り統一した。 Ⅶ.神経内容に大きな変更はないが、文言、表記を適正な用語に変更するとともに、全体として可能な限り統一した。下記の項目において記載を診察手技として適正な表現にあらためた。(2)医療安全(3)診察の順序(4)脳神経の診察(坐位)(5)上肢の運動系の診察(坐位)(6)握力と上肢の徒手筋力検査(8)下肢の運動系の診察(臥位)(11)反射の診察(臥位)(13)認知機能の診察(14)意識レベルの診察 Ⅷ.四肢と脊柱平成22年度版モデル・コア・カリキュラムに準拠するために、新設した。 Ⅸ.基本的臨床手技受験生の学習のしやすさを考慮し、「滅菌手袋の装着」を外科手技から一般手技に移動した。縫合は観血的な治療手技であり、共用試験で求められるレベルを超えているため【外科手技】(5)縫合6)縫合(臨床実習では指導医の指導のもとで行う)に*を付記した。平成22年度版モデル・コア・カリキュラムに準拠するために、【検査手技】の項を新たに設けた。また、(注1)をより具体的な表現に改めた。 Ⅹ.救急文言、表記を可能な限り全体として統一したが、内容に大きな変更はない。 ※第3.01版とするにあたっての主な変更点とその理由 Ⅷ.四肢と脊柱*Spurling(スパーリング)徴候の「反対側で肩甲部あるいは上肢に放散する」を「同側で肩甲部あるいは上肢に放散する」に変更。68

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