臨床実習開始前の「共用試験」第14版(平成28年)
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粘着ゲルタイプ等のディスポ電極を使う場合はペーストの塗布を行わな くて良い。 □ 患者さんに力を抜いて楽にするように声をかけ、緊張を取る。 (注)筋電図混入を防ぐための対処である。 □ 誘導毎のチャンネルを選択して記録を開始する。(3誘導または6誘導同時 記録の機種が一般的である。) (注)全自動の機種ではチャンネル選択は自動的に行われる。 (注)1つの誘導を10秒間の記録で十分である。 (注)不整脈があるときは長めに記録することがある。 □ 適切に記録されていることを確認し、測定を終了する。 □ 患者さんに測定終了を説明し、適切に電極を外す。この際、まず、胸部誘 導電極を順次外し、つぎに四肢誘導電極を外す。 (注)電極を外す際は、患者さんに声掛けし、疼痛に配慮して丁寧に外す。 □ ペーストを使用した場合は、患者さんと電極のペーストを拭き取る。患者 さんのペーストは、患者さん自身で拭き取ってもらうよう配慮することが ある。 □ 電極等を次の使用に備えて適切に片づける。ディスポ電極は適切に廃棄す る。 □ 以上の操作中、患者さんに不安感を与えるような不適切な言動はしない。 □ 操作終了後に手指消毒を行う。113113
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