臨床実習開始前の「共用試験」第14版(平成28年)
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□ アルコール過敏性を尋ねる。過敏性があれば、他の薬剤に変更する。□ 操作中、患者さんに不安感を与えるような不適切な言動はしない。理由:より明確な表現に変更した。必要な項目を追加した。(3)12誘導心電図の記録1)心電図記録前の確認□ 本人確認のためという目的を告げ、患者さんに姓名を名乗ってもらう。□ 心電図測定に関して説明して同意を得る。理由:より明確な表現に変更した。必要な項目を追加した。2)心電図の記録□ アルコール過敏性を尋ねる。過敏性があれば、他の薬剤に変更する。理由:必要な項目を追加した。□ 次に、胸部電極をC1から順次、装着する。最初に胸骨角を触診して第2肋間を確認し、C1, C2の装着部位を決定する。C2のつぎにC4を装着し、C3はC2-C4の中間点に装着する。(注)C5, C6はC4と同じ高さであり、第5肋間ではない。(注)胸部電極装着の際、隣り合う電極が接触しないように注意する。理由:胸部電極の呼称をVからCに修正した。必要な説明を加えた。説明が分かりやすいように修正した。□ 患者さんに測定終了を説明し、適切に電極を外す。この際、まず、胸部誘導電極を順次外し、つぎに四肢誘導電極を外す。(注)電極を外す際は、患者さんに声掛けし、疼痛に配慮して丁寧に外す。□ ペーストを使用した場合は、患者さんと電極のペーストを拭き取る。患者さんのペーストは、患者さん自身で拭き取ってもらうよう配慮することがある。□ 電極等を次の使用に備えて適切に片づける。ディスポ電極は適切に廃棄する。□ 以上の操作中、患者さんに不安感を与えるような不適切な言動はしない。□ 操作終了後に手指消毒を行う。理由:より明確な表現に変更した。必要な項目を追加した。プロフェッショナリズムに関わる内容を追加した。 ※第3.02版とするにあたっての主な変更点とその理由 Ⅸ.基本的臨床手技(1)【一般手技】(5)静脈採血 2)採血手技 患者さんに止血パッドを渡す。→ 刺入部  の止血を確認し、止血パッドを貼るか、または患者さんに渡して貼ってもらう。  (理由)わかりやすくした。5454

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