臨床実習開始前の「共用試験」第14版(平成28年)
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 ※第3.03版とするにあたっての主な変更点とその理由 Ⅴ.胸部(1)(9)肺(前胸部)4)*呼吸音(注)呼気時、吸気時に頸部から胸骨辺縁で聞かれる気管支呼吸音、呼気時にその他の前胸部・背部で聞かれる肺胞呼吸音。を(注)呼気時、吸気時に頸部から胸骨辺縁で聞かれる気管支呼吸音、吸気時にその他の前胸部・背部で聞かれる肺胞呼吸音。に変更した。理由:誤記のため。 Ⅷ.四肢と脊柱(1)(6)下肢の関節の診察 2)視診と触診の □母趾関節の発赤、腫脹、変形を観察する。を □母趾のMTP関節の発赤、腫脹、変形を観察する。と変更した。また、□母趾関節を触診し、熱感の有無を確認する。を □母趾のMTP関節を触診し、熱感の有無を確認する。と変更した。理由:関節の部位をより明確にするため。(2)(6)下肢の関節の診察 3)可動性の □股関節と膝関節を伸展してもらい、伸展の可動域を観察する。(注)膝窩が台につくかどうかを観察し、通常の膝関節の伸展可動域は0°である。を □股関節と膝関節を伸展させ、膝蓋を下に軽く押し、伸展の可動域を観察する。(注)通常の膝関節の伸展可動域は0°である。と変更した。理由:関節の可動性をより他動運動として適切な表現にするため。(3)(6)下肢の関節の診察 3)可動性の □足関節を上と下に動かしてもらい、足関節背屈および底屈の可動域を観察する。を □膝関節を緩め、足関節を上と下に動かし、足関節背屈および底屈の可動域を観察する。と変更した。理由:関節の可動性をより他動運動として適切な表現にするため。 Ⅹ.救急(1)(2)成人への心肺蘇生法 5)胸骨圧迫を開始する□ 圧迫の深さは約5cm(6cmを超えない)まで強く圧迫する。□ 圧迫の速さは1分間に100~120回とする。に変更した。理由:JRC蘇生ガイドライン2015への変更に伴うアップデート(2)表現を明確にするために以下の箇所で文言の変更・追加を行った。(2)成人への心肺蘇生法 4)気道を確保し、呼吸と脈拍を確認する(2)成人への心肺蘇生法 5)胸骨圧迫を開始する(2)成人への心肺蘇生法 8)AED(自動体外式除細動器) を使用する(6)意識障害患者への初期対応 4)気道を確保し、呼吸と脈拍を確認する(9)*蘇生チームによる心肺蘇生法(成人・小児・乳児、目撃例・非目撃例)5555

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