臨床実習開始前の「共用試験」第14版(平成28年)
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□ 舌圧子は不潔にならないように操作し、使用後は感染性廃棄物として適切に 処理する。□ 必ず両側を診察する。6)唾液腺□ 耳下腺を触診する。示指~環指の指腹を使って触診する。□ 顎下腺を触診する。患者さんに軽く頸部を前屈してもらい示指~環指の指腹 を使って触診する。□ 片側ずつ、触診している唾液腺に意識を集中して丁寧に診察する。□ 必ず両側を診察する。7)頭頸部リンパ節□ 後頭部のリンパ節を触診する。示指~環指(または示指と中指)の指腹を皮 膚に密着させ、円を描くように触診する。□ 耳介後部のリンパ節を触診する。示指~環指(または示指と中指)の指腹を 皮膚に密着させ、円を描くように触診する。□ 耳介前部のリンパ節を触診する。示指~環指(または示指と中指)の指腹を 皮膚に密着させ、円を描くように触診する。□ 顎下部のリンパ節を触診する。患者さんに軽く頸部を前屈してもらい下顎骨 に向かって掘るように触診する。□ オトガイ下部のリンパ節を触診する。患者さんに軽く頸部を前屈してもらい オトガイ部に向かって掘るように触診する。□ 下顎角直下のリンパ節を触診する。示指~環指(または示指と中指)の指腹 を皮膚に密着させ、円を描くように触診する。□ 胸鎖乳突筋より表層のリンパ節(浅頸リンパ節)を触診する。示指~環指 (または示指と中指)の指腹を皮膚に密着させ、円を描くように触診する。□ 胸鎖乳突筋より深部のリンパ節(深頸リンパ節)を触診する。患者さんの頸 部を診察している側に傾けてもらうなどの方法で胸鎖乳突筋の緊張をとり、 同筋をつかむようにしてその裏のリンパ節を触診する。□ 後頸三角のリンパ節を触診する。僧帽筋前縁、胸鎖乳突筋後縁、鎖骨で囲ま れた後頸三角を示指~環指(または示指と中指)の指腹を皮膚に密着させ、 円を描くように隈なく触診する。□ 鎖骨上窩のリンパ節を触診する。鎖骨の裏側を探るように触診する。□ 片側ずつ、触診しているリンパ節に意識を集中して丁寧に診察する。□ *腫脹がある場合、数、部位、大きさ、形状・集簇性、表面の性状、硬さ、 圧痛、可動性を診る。□ 必ず両側を診察する。7373
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