臨床実習開始前の「共用試験」16版(平成30年)
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─ 53 ─(1)(2)医療安全□ 高齢者や動作に障害がある患者さんでは、姿勢や体位変換時の転倒に注意する。(いつでも抱えられる体勢)(理由)(いつでも抱えられる体勢)を追記し、より分かり易くした。(2)(4)脊柱の診察 1)診察部位の露出□ 脱衣を指示し、診察部位を露出してもらう。(理由)「脱衣を指示し」を追記し、より分かり易くした。(3)(4)脊柱の診察 2)頸椎の姿勢以下の項目を追加した。□ 正面から見て斜頚の有無を確認する。(理由)抜けていた項目を補うため。(4)(4)脊柱の診察 8)下肢伸展挙上試験□ 診察台にまっすぐ仰向けに寝てもらい、片方の踵もしくはアキレス腱部の下に手を入れる。(理由)「もしくはアキレス腱部」を追加した。(5)(6)下肢の関節の診察 2)視診と触診□ 診察者に背を向けて、まっすぐ立ってもらう。後ろから見て骨盤の高さが水平であるかを観察し脚長差の有無を観察する。必要なら左右の腸骨稜を触って確認する。(理由)「必要なら左右の腸骨稜を触って確認する。」を追加した。基本的【一般手技】(1)(2)医療安全□ 採血針のリキャップをしない。(針刺し事故防止のため)(理由)文章の体裁を全体と合わせた(2)(4)滅菌手袋の装着 2) 手袋装着□ 滅菌手袋装着後は、両肘を屈曲し、滅菌手袋が手術着・白衣等に触れぬよう胸の前で保持して、清潔状態を保つ。(理由)滅菌手袋装着後の清潔状態を保つ動作を具体的に記載した。53

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