臨床実習開始前の「共用試験」16版(平成30年)
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─ 58 ─人医療療習人医医療全療人医(医療療人(実習施の人医療□ 患者さんおよび周囲の安全を常に心がける。(例)診察を患者さんの安全に配慮した環境で行う。(Ⅲ.全身状態とバイタルサイン)(例)頸動脈の診察では、聴診であらかじめ血管雑音のないことを確認した上で触診を行う。(Ⅴ.胸部)(例)周囲を見渡し安全であること(車、鋭利なもの、体液などの危険や汚染がないこと)を口に出して確認する。(Ⅹ.救急)(例)AEDによる解析の際や放電の際には、全員に患者さんから離れるように指示し、周囲を見て確認し安全を確保する。(Ⅹ.救急)□ 小児、高齢者等、介助・陪席が望ましいと思われる患者さんでは、より一層  安全管理について配慮する。(例)小児、高齢者等、介助・陪席が望ましいと思われる患者さんでは、看護師(または他の医療職)や患者さんのご家族に介助・陪席等を依頼する。(例)高齢者や日常生活動作〈ADL〉・意識障害、認知症、視力や聴力の障害がある患者さんに対し転倒予防など適切な対応をする。(Ⅲ.全身状態とバイタルサイン)(例)高齢者や動作に障害がある患者さんでは、体位変換時の転倒予防に注意する。(Ⅴ.胸部)(例)つぎ足歩行、Romberg(ロンベルク)試験では危険がないように、患者さんの近くにいて見守る。(Ⅶ.神経)(例)高齢者や動作に障害がある患者さんでは、姿勢や体位変換時の転倒に注意する。(Ⅷ.四肢と脊柱)□ 確実に患者確認を行う。(例)本人確認のためという目的を告げ、患者さんに姓・名ともに名乗ってもらう。生年月日の確認の追加や患者さんの姓名の読み上げによる確認については、各大学のルールに従う。(Ⅱ.医療面接)(例)採血時には本人確認のためという目的を告げ、患者さんに姓名を名乗ってもらう。(Ⅸ.基本的臨床手技 【一般手技】)(例)採血時には患者さんの姓名と採血管ラベルの姓名を声を出して照合する。患者さんがリストバンドを装着している場合は、その照合も行う。(Ⅸ.基本的臨床手技 【一般手技】)(例)本人確認のためという目的を告げ、患者さんに姓名を名乗ってもらう。58

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