臨床実習開始前の「共用試験」17版
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─ 54 ─-54-Ⅲ-1歯学系CBT(3)これまでの経緯①問題セット間平均難易度の標準偏差難易度指標(詳細はp12に記載しています。)の標準偏差は,第1回(2006年度)0.57点~第13回(2018年度)0.43点と小さい値になっています。②テスト得点(素点:100点換算)テスト得点は,第1回(2006年度)78.4点から第4回(2009年度)の73.1点まで低下しています。第5回(2008年度)以降は,横ばいから漸増傾向になっており,第13回(2018年度)は75.4点です。③IRT標準スコアIRT標準スコアは,第10回(2015年度)から個人成績表に掲載され本格運用となりました。基準集団を第8回(2013年度)としています。第8回(2013年度)から第13回(2018年度)の539まで増加傾向を示しています。④プール問題数正式実施開始にあたり,必要な最少設問数の6,000題を超えた設問が採点対象プール問題として蓄積されました。正式実施開始後は,新たなプール問題を確保するとともに,これまでのプール問題の総見直し作業を毎年継続的に行っています。類似問題等の重複調整,個々の問題の特性(正答率及び識別指数の変化,設問文の表現・図表の適切さ等)を検討し,必要に応じて修正,削除及び入替えを行っています。

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