共用試験ガイドブック第18版
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125教員・学生配布資料公益社団法人 医療系大学間共用試験実施評価機構本章の内容は2019年3月発行「臨床研修開始時に必要とされる技能と態度に関する学習・評価項目(Ver. 1.0)」に基づいた。(1)態度・コミュニケーション□報告を受ける人に対して、適切に挨拶や自己紹介をする。□適切な声の大きさ・スピードで報告する。□適切な姿勢、視線などで報告する。□わかりやすく、明瞭な言葉遣いで報告する。□正しい医学用語を適切に使用する。□患者さんに敬意をはらった態度で報告する。□相手が理解したか、質問があるか、確認する。□締めくくりの挨拶を述べる。(2)情報□患者さんの基本情報を伝える。□主訴、病歴などを伝える。□プロブレムの概要を簡潔な言葉で伝える。□プロブレムに関連する他の医学的情報を伝える。□もっとも考えられる疾患及びその根拠を伝える。□鑑別すべき疾患、除外すべき疾患及びその根拠を伝える。□心理社会的情報を伝える。□解釈モデルや希望を伝える。□必要な経過を伝える。□立案したプランを伝える。□上記の情報を簡潔に順序立てて報告する。□伝えるべき項目を適切に選択する。学生が臨床実習中に学修し卒業時には身につけておくべきだが、臨床実習開始前には備わっていなくてもよいと判断した項目には*を付記した。ただし卒業時に身につけておくべき技能と態度のすべてを網羅しているわけではない。 【参考】72/84125

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