共用試験ガイドブック第18版
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160ⅱ)立位での診察 □立位における下肢の皮膚所見を視診する。静脈瘤など。□立位において胸腰椎の可動性を確認し、立位における下肢関節を視診する。□立位における神経診察を行う。《参照項目》Ⅳ. 全身状態とバイタルサインⅧ. 神経Ⅸ. 四肢と脊柱13)神経(注) 患者の体位は坐位か仰臥位とする。詳細な神経系の診察は身体診察の最後に行ってもよい。以下の5項目からなる神経診察を行う。 □精神状態□脳神経(眼底検査を含む)□運動系□感覚系□反射《参照項目》Ⅷ. 神経14)直腸診(注) 直腸診は最後に行うことが多い。患者の体位は左側臥位とする。□仙骨部や肛門周囲を視診する。肛門管、直腸、前立腺を触診する。《参照項目》Ⅵ. 腹部教員・学生配付資料公益社団法人医療系大学間共用試験実施評価機構 202012 / 74160160

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