共用試験ガイドブック第18版
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226Ⅲ-1臨床実習前の共用試験③これまでの成績推移㋐問題セット間平均難易度の標準偏差難易度指標(詳細はp12に記載しています。)の標準偏差は,第1回(2006年度)0.57点~第14回(2019年度)0.50点と小さい値になっています。㋑テスト得点(素点:100点換算)テスト得点は,第1回(2006年度)78.4点から第4回(2009年度)の73.1点まで低下しています。第5回(2008年度)以降は,横ばいから漸増傾向になっており,第14回(2019年度)は76.8点です。㋒IRT標準スコアIRT標準スコアは,第10回(2015年度)から個人成績表に掲載され本格運用となりました。基準集団を第8回(2013年度)としています。第8回(2013年度)から第14回(2019年度)の554まで増加傾向を示しています。㋓プール問題数正式実施開始にあたり,必要な最少設問数の6,000題を超えた設問が採点対象プール問題として蓄積されました。正式実施開始後は,新たなプール問題を確保するとともに,これまでのプール問題の総見直し作業を毎年継続的に行っています。類似問題等の重複調整,個々の問題の特性(正答率及び識別指数の変化,設問文の表現・図表の適切さ等)を検討し,必要に応じて修正,削除及び入替えを行っています。

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