共用試験ガイドブック第18版
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228Ⅲ-1臨床実習前の共用試験・月別に受験者数とIRT標準スコアの平均点を下記の表に示します。受験時期が遅くなるに従って平均点が上昇する傾向にあります。2019年度の月別実施大学数,受験者数と月別平均得点等・テスト得点とIRT標準スコアの全国的な成績評価の指標2009年度(第4回)以降の60点未満の学生の割合は5~12%と安定しています。また,成績下位の指標となる平均点-2SD(標準偏差),平均点-1.5SDは,2018年度(第13回)より上昇しています。IRT標準スコアは,平均点-2SDが370点,平均点-1.5SDが413点といずれも2018年度(第13回)より高値を示し,400点未満は4.9%と減少しています。(注:2SDは1.96×SD(標準偏差)を示しています。)テスト得点の分布状況における受験者の占める得点と割合IRT標準スコアの分布状況IRT標準スコアの分布状況における受験者の占める得点と割合・モデル・コア・カリキュラム大項目別・問題形式別成績試験ブロック1~4に出題された五選択肢択一問題のIRT標準スコアは556,多選択肢2連問は521,順次解答2連問は523,順次解答4連問は526であり,五選択肢択一問題が最も高値を示しました。コア・カリキュラム大項目(平成22年度改訂版)別では,コアカリCが最も高値を示し,コアカリDが低値を示しました。IRT標準スコア6段階評価の詳細については、p24に記載しています。228

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