共用試験ガイドブック第18版
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教員・学生配布資料公益社団法人 医療系大学間共用試験実施評価機構頭頸部(1)医療安全の項に「頭頸部の診察を行うことを事前に説明し同意を得る」を追加した。理由:医学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に伴いインフォームド・コンセントの内容を記載した。(2)Weber、Rinneについて表記をあらためた。理由:人名を原語表記に統一したため。胸部(1)医療安全の項に「胸部を露出し胸部診察を行うことを事前に説明し同意を得る。」を追加した。理由:医学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に伴いインフォームド・コンセントの内容を記載した。(2)前胸部の視診の項で「解剖学的部位を特定する。胸骨角、剣状突起」の項目の位置を移動した。理由:内容検討の結果、項目の順番をかえた。(3)肺(前胸部)および肺(背部)の呼吸音の項目について詳述した。理由:肺の聴診に関しての技能を検討し見直したため。腹部(1)病態に応じた精密診察法の項に鼠径部の診察の項目を追加した。理由:内容検討の結果、項目を追加した。(2)Traube、McBurney、Rovsing、Murphyについて表記をあらためた。理由:人名を原語表記に統一したため。神経(1)診察の順序の項に「神経学的診察を行うことを説明して同意を得る。」を追加した。理由:医学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に伴いインフォームド・コンセントの内容を記載した。(2)Babinski、Romberg、Weber、Rinne、Barré、Mingazzini、Parkinson、Hoffmann、Tromner、Chaddock、Kernigについて表記をあらためた。理由:人名を原語表記に統一したため。四肢と脊柱(1)全体の構成を「診察時の配慮」「医療安全」「全般的事項」「上肢の診察」「下肢の診察」「脊柱の診察」の順番にした。理由:内容検討の結果、構成を変更した。(2)医療安全の項に「四肢と脊柱の診察を行い、診察部位を露出してもらうことを事前に説明し同意を得る。」を追加した。理由:医学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に伴いインフォームド・コンセントの内容を記載した。(3)医療安全の項で、「他動運動による可動域の診察や疼痛誘発試験などで他動的に力を加えるときには、ゆっくり軽く行い、痛みが過度に誘発されないように留意する。」に触診を追加した。理由:内容検討の結果、項目を追加した。(4)上肢の診察の項の構成を「診察部位の露出」「上肢全般の視診と触診」「上肢の関節の視診と触診」「可動域」「徒手筋力テスト」とした。理由:内容検討の結果、構成を変更し内容を追記・修正した。(5)下肢の診察の項の構成を「診察部位の露出」「下肢全般の視診と触診」「下肢の関節の視診と触診」「可動域」「徒手筋力テスト」とした。理由:内容検討の結果、構成を変更し内容を追記・修正した。(6)脊柱の診察、頸椎の可動域の項に、「事前に、ゆっくり行うこと、痛みが生じた場合は診察者に伝えること、それ以上無理して続けないことを指示する。」を追加した。5/8458585858

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